東京都内某所でのR32冷媒配管改修工事の施工事例紹介
今回は、都内某所で行ったR32冷媒配管の改修工事について、実際の施工事例をもとにご紹介していきます。空調設備の更新やメンテナンスを検討されている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。 まず、今回の現場は築20年以上の中規模オフィスビル。既存の空調設備は老朽化が進んでおり、冷媒も旧式のR134が使用されていました。
今後のメンテナンスや修理が難しくなることから、オーナー様よりR32のビル用マルチシステムへの切り替えを含めた改修工事のご依頼をいただきました。
現地調査を行ったところ、配管の劣化や断熱材の損傷が見られ、冷媒漏れのリスクも高まっている状態でした。そのため、今回は既存配管を撤去し、新たにR32対応の冷媒配管を敷設することに。R32は従来の冷媒に比べて地球温暖化係数が低く、環境負荷が少ないのが特徴ですが、その分、施工にはより高い精度と注意が求められます。
工事はまず、既存設備の撤去からスタート。室外機と室内機の取り外しを行い、古い配管を慎重に取り外していきます。配管内に残留している冷媒は、専用の回収機を使って適切に処理。環境への配慮も忘れずに行います。その後、新しい配管ルートを設計し、建物の構造に合わせて配管を敷設。
配管の接続にはフレアレスジョイント、ねじ込み式ファイヤレスジョイントを施しました。
さらに、真空引きと気密試験を行い、冷媒漏れがないことを確認してからR32を充填しました。最後に、室内機・室外機の動作確認を行い、問題なく冷暖房が稼働することを確認して工事完了です。
今回の工事では、施工期間はおよそ14日間。オフィスの稼働に支障が出ないよう、作業時間を調整しながら進めました。お客様からは「空調の効きが良くなった」「音が静かになった」といった嬉しいお声もいただき、私たちとしてもやりがいを感じる現場となりました。 今後も、こうした施工事例を通じて、空調設備の更新や冷媒の切り替えを検討されている方に、少しでもリアルな情報をお届けしていければと思っています。




